コード進行パターンを代理コードや分数コードを使ってアレンジする
コード進行パターンは、すでに様々なパターンが考案されていて、一から自分自身でコード進行を作るということはほとんどなくなっています。
ただ、既存のコード進行パターンをそのまま使った場合、他のアーティストの楽曲と似た雰囲気の伴奏になってしまうという問題があります。

ですので、既存のコード進行パターンを自分なりにアレンジする必要があります。
既存のコード進行パターンをアレンジするには、以前に紹介した「代理コード」を使うテクニックと、「分数コード」を使ったテクニックなどがあります。
分数コードを使ったコード進行パターン
「分数コード」は「オンコード」とも呼ばれるコードで、コードに根音より低い音を付け足したコードの事です。
例えば、Fメジャーコードというのは、「ファ・ラ・ド」という構成音で作られているコードですが、根音の「ファ」よりも下に「ソ」の音を付け足します。

このように、コードの構成音以外の音を最低音に付け足した状態のコードが「分数コード」、または、「オンコード」と呼ばれるコードの形です。
既存のコード進行パターンの中に、こうした分須コードを入れることで、少し違ったニュアンスのコード進行に変化させられます。
例えば、「C・F・G・C」(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅰ)というコード進行パターンのサブドミナント・コードに対して、最低音に「D」の音を付け足した場合、「C・FonD・G・C」というコード進行パターンになります。

こうすることで、最低音のベースラインが徐々に上がっていくメロディーのような繋がりになり、既存のコード進行パターンとは別物のコード進行へと変化します。
代理コードを分数コードにしてコード進行で使う
また、トニック・サブドミナント・ドミナントのコードの代理コードを分数コードにしてコード進行の中で使うと、より新しい感じのコード進行パターンへと変化させられます。
例えば、「C・F・G・C」(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅰ)というコード進行パターンのドミナント・コードを代理コードのⅢに代えて、Ⅲのコードの最低音に「D」を付け足します。

そうすると、既存のコード進行パターンが、まったく別のあまり聴いたことがないようなコード進行パターンに変化します。
このように、聞き飽きている既存のコード進行パターンであっても、代理コードと分数コードを組み合わせることによって、まったく別の新しいコード進行パターンにアレンジすることが出来ます。
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